ヨミの星プロジェクト
2015年11月、画家マシマタケシの個展「nihon」を見に行ったダンサー、音楽家によって自然発生的に始まったプロジェクト。
ルーツもスタイルも全く異なる4人のダンサー、4人の音楽家、そして映像と絵がそえぞれの「ヨミの星」を体現し、交感しあった時、どんな世界が生み出されるでしょうか。
これまでヨミの世界とは、古事記にも明らかな死者の世界。しかし、震災後を生きる私たちにとって、もはや生者と死者とは、表裏一体かつともにある存在に観じられてはいないでしょうか。
であれば今、この生者と死者とがおりなす、この世界にどのような未来が創り出せるのか、一人ひとりの表現者がその可能性を探ります。
「inside outside」
宇宙に広がる星々は
そのまま私たちの身体に広がっている
ふたつは同じもので
呼吸をしながら行き来している
何も心配する事は無い
「けうら」
暗闇に光を見いだす
屍に生命を見いだす
絶望に希望を見いだす
けうらなり
「光の覚醒」
いままさに
光自身が目を覚ます
それまでの意味は塗り替えられ
それまでの姿は別のものに変わる
光そのもの
光そのものが目を覚ます
「ヨミの星」
ヨミの星は地上の星
人は死んで星になる
星は死んで人になる
太陽は死んであなたになり
あなたはヨミになり太陽と輝く
公演
初演直前リハーサル(2016/05/20)
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